# 審査後の対応
公開申請を通過すると、本番用のAPIサーバーが利用可能になり、本番用のアプリケーションの動作検証を行うことができます。ここでは、本番環境へ移行するために必要な事項をリストアップします。
# Mobage Developers Japan(デベロッパーサイト)の設定
Mobage Developers Japan(デベロッパーサイト)では Sandbox 環境と本番環境での設定は別々に管理されていますので、各項目を本番に向けて設定する必要があります。
Mobage Developers Japan にログインして、アプリケーションの詳細画面を表示して、SPWeb 配下の「Mobage Connect情報」や「プロフィール設定情報」、チャットなどの各種設定(下記画像の赤枠)を確認して本番環境のものを入力してください。
INFO
- 「Mobage Connect情報 本番用」は入力必須です。入力するべき項目は「各種URLをデベロッパーサイトに登録する」をご確認ください。
- 「ゲーム内のプロフィールURL(本番用)」の設定は任意です。
- 「ゲームチャットへの導線(本番用)」のオン・オフ設定は任意です。
# ソースコード側の変更
Mobage Developers Japan の設定のみならず、各種 API エンドポイントも Sandbox 環境と本番環境では URI が異なりますので、下記各項目について変更する必要があります。基本的には sb-
がないものが本番用となります。
変更箇所 | Sandbox 環境 | 本番環境 |
---|---|---|
Mobage JS SDK のリンク | Sandbox 用 SDK https://cdn-sb-connect.mobage.jp/jssdk/mobage-jssdk-client.X.X.X.min.js | 本番用 SDK https://cdn-connect.mobage.jp/jssdk/mobage-jssdk-client.X.X.X.min.js |
Client ID と Client Secret | Mobage Developers Japan の Mobage Connect情報 の Sandbox 用を参照してください。 | Mobage Developers Japan の Mobage Connect情報 の 本番用を参照してください。 |
JWT 検証用の公開鍵 | こちらを参照してください。 | こちらを参照してください。 |
JWT Claims Set 内の iss の値 | https://sb-connect.mobage.jp https://sb-widget.mobage.jp https://sb-hub.mobage.jp 詳細はこちらを参照してください。 | https://connect.mobage.jp https://widget.mobage.jp https://hub.mobage.jp 詳細は、こちらを参照してください。 |
Mobage RESTful API Token Endpoint | https://sb-connect.mobage.jp/connect/1.0/api/token | https://connect.mobage.jp/connect/1.0/api/token |
Mobage RESTful API Authorization Endpoint | https://sb-connect.mobage.jp/connect/1.0/services/authorize | https://connect.mobage.jp/connect/1.0/services/authorize |
Mobage RESTful API その他 | https://sb-app.mobage.jp/social/api/restful/ | https://app.mobage.jp/social/api/restful/ |
# 公開ステータスについて
「Mobage Connect情報」の設定、ソースコード側の変更が完了したら、ユーザーにアプリケーションを公開できます。
https://developer.dena.jp/mbga/admin/app/{YOUR_APP_ID}/smartphone_proxy/status/edit
から変更できます。
Mobage Developers Japan(デベロッパーサイト)のアプリケーション情報編集画面「公開ステータス」項目は、以下の 3 通りのステータスがあります。
- 非公開
Mobage 内でユーザーに公開されていない状態 - 制限公開
Mobage 内からの導線はないが、URL の直接入力にてアクセスできる状態 (インストールされているアプリケーションの起動を制御するものではありません) - 全公開
Mobage 内でユーザーに公開されている状態
INFO
- 「1. 非公開」、「2. 制限公開」はあくまで Mobage 内からの誘導のみを対象に制限をかけており、外部からの流入に関しては全公開と同じステータスになります。
- 外部から流入したユーザーを通じて、アクティビティフィードやメッセージフィード等により他の一般ユーザーにもアプリケーションの情報が表示さる可能性がありますのでご注意ください。
- 非公開から初めて全公開に移行する前に制限公開状態で運用する場合、一般ユーザーが 1 人もそのアプリケーションをインストールしていない場合を除き、制限公開中のデータ等の削除は行わないでください。
- 「2. 制限公開」と「3. 全公開」は任意で設定できます。
# 当社からの対応について
サーバー停止やレスポンス低下の検知、コンテンツや機能および外部リンク等に不適切なものや不正なものが含まれる場合、ユーザーからのクレームやユーザー対応に問題がある場合などにおいて、当社で該当アプリケーションへの誘導を停止したり、API レスポンス、アプリケーションそのものを停止したりすることがあります。
また、アプリケーション審査や Sandbox 動作確認、およびレスポンス計測など、円滑な Mobage オープンプラットフォーム運営のため、当社が定めるユーザーアカウントから各パートナー様の Sandbox アプリケーションにアクセスさせていただく場合があります。
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